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トレンドラインの見方・使い方

そもそもトレンドとは傾向や情勢という意味です。相場においてトレンドとは大雑把な傾向という事になります。相場は基本的には一方的な動きになることは無く、上げ下げを繰り返しながら推移します。日々の動きのみを追っていくと大きな流れを見失いかねません。そういったことにならないように大きな流れを見極める必要があります。チャートを見ると、相場の大雑把な傾向・方向性がわかってきます。この方向性を見るために引く線をトレンドラインといいます。

ユーロドル日足(2011/09/15~2012/02/02)

トレンドラインチャート01
実際のチャートにトレンドラインを引いてみます。トレンドは上昇トレンド、下落トレンド、横ばいトレンドの3つが存在しますが、上のチャートは下落時のトレンドラインを示しています。下落局面においても一方的に下落するのではなく、一時的な上昇を伴いながら下落していることがわかります。上昇の際に上値を抑える水準を抵抗線(レジスタンス)、下値を支える水準を支持線(サポート)と言います。
トレンドラインは基本的に上昇局面であれば支持線を、下落局面であれば抵抗線を引くことになります。トレンドラインの引き方は、上昇のトレンドラインは調整が入った所を結び、下落のトレンドラインは戻しが入った所を結ぶことになります。上のチャートの例では黒丸の部分は相場が戻してきたものの、抑えられた地点であり、これを結んだ線がトレンドラインとなります。
今回のチャートは2本の線が引かれています。この引き方は、まず抵抗線を引き、その平行線を下にずらしています。これがちょうど支持線として意識される形となっています。この2本目の線を平行チャネルラインと呼びます。このように抵抗線と支持線とで挟まれたレンジの中を価格が動くことはよくあります。
このように下落トレンドにおいて、抵抗線で抑えられて支持線まで下落、支持線で支えられて抵抗線まで上昇といった動きを繰り返しながら大局では下落している、といった流れとなっているわけですが、上の例で見てもわかるように、下落幅の方が上昇幅よりも大きくなります。この際の戻りのポイントを考える上で、フィボナッチ数列の考えを用いる方法も有力です。例えば抵抗線で抑えられて支持線まで下落する際、3円の下落となった時に、戻しは0.318%の0.95円前後戻して抑えられる、といった予測を立てる手法も存在します。
上の例では、抵抗線と支持線とで挟まれたレンジの動きとなっていますが、この下落トレンドがいつまでも続くということは基本的にはありえません。いずれ抵抗線や支持線を突破して、また次のトレンドを作ることになっていきます。上のチャートにおいては緑の丸の部分で抵抗線をブレイクして上昇する動きとなっています。こうなるとこれまでのトレンドが終了して、新たなトレンドができるという見方をして問題ないでしょう。
支持線と抵抗線は市場関係者の関心も高く、非常に重要なラインであることは事実ですが、いったんそのラインがブレイクされると支持線と抵抗線が逆転するということがあります。
トレンドライン01
上の図で説明しましょう。これまで支持線と抵抗線で挟まれたレンジの中を動いていた相場が、支持線をブレイクして下落したと仮定しましょう。その後、持ち直して上昇したものの、前回支持線であった価格帯を突破することができずに下落してしまう、と言うことはよくあります。こういったように支持線と抵抗線が逆転することはよくあります。もちろん、抵抗線を突破することで、抵抗線が支持線となることもあります。
これは投資家の売買行動を考えればある意味当然のことということができます。つまり、支持線と抵抗線で挟まれたレンジ相場が展開されている時、投資家は支持線に接近したら買いを、抵抗線に接近したら売りを考えて取引を行うことが多くなります。これはレンジ圏にある限り有効な取引ですが、仮に支持線をブレイクして下値を追ってしまった場合、買い方は損失を抱えることになります。
この際、決済して損切りしてしまえば問題ないのですが、仮に買いポジションを維持してしまったとします。ここで、売り方が利益確定の買い戻しを行う、または新規の押し目買いが入る、などといったように相場が戻してきたとします。
そうなった場合、再度支持線に近い水準まで戻してきたら、下値支持線付近で買って損を抱えていた人は、とりあえずプラスマイナスゼロ、もしくは少ない損失で取引を終えることができるようになります。これをやれやれの売り、という表現をすることもありますが、もとの価格に迫ってくると今まで損失を抱えていた買い方が決済に動いてくる可能性が高まります。買い方の決済、つまり売りが出やすくなります。そうなると相場の上値は重くなり、今までの支持線が抵抗線として意識されるようになるわけです。支持線・抵抗線がキリのいい数字、例えばドル円の100円などといったような価格の時は色々な思惑が働きやすく、取引量が多くなることで支持線や抵抗線の重要度が増すこともあります。
ただ、トレンドラインを実際に引くことはある程度の困難を伴います。まず、考え方としてトレンドラインを少しでもブレイクしたら駄目という考え方と、多少の幅を持って分析をしても構わない、という考え方があります。個人的には多少の幅を持って分析をしたほうがトレンドラインを引きやすい点や、相場のオーバーシュートなどに対応しやすいという点で優れているのではないかと思っています。余りにも正確にトレンドラインを引こうとしても難しいので、まずは大きな流れを掴むことに主眼をおいて、少しくらいの未到達や行き過ぎであれば許容するくらいがやりやすいのではないかと思います。
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