ポイント&フィギア(P&F) FXテクニカル・チャート分析入門 | MT4(メタ4)の無料EAランキング! スカイトレード

成績はリアルタイムです。
MT4を使った簡単シストレ
MT4が使えるFX会社ランキング
ログイン

ポイント&フィギア(P&F)の見方・使いかた

ポイント&フィギア(P&F)アは海外で使われている最も代表的な不規則時系列分析です。一般的にチャートは横に時系列に沿って取りますが、ポイントアンドフィギア(P&F)はある一定の価格の変動があって始めてチャート上にポイントが書き込まれます。よって、あまりに動きが小さい場合は何日も変化しないということが起こりえます。
具体的には任意に定めた1枠未満の動きについてはトレンドと同じ方向であっても省略し、トレンドに逆行する動きについてはさらにフィルターをかけて排除します。この結果、日々のデータをもとにしながら数年間の値動きを単純化して表現することも可能となります。それにより、大きなトレンドを捉えて長期間のポジションを管理するのに向いています。つまり、基本的には順張りの手法であり、逆張りには向いていないということが出来るでしょう。

ドル円日足(2008/9/1~2012/6/6)

ポイント&フィギアチャート01
ポイント&フィギア(R&F)の描き方は、まず1枠が表す価格の大きさを決めます。仮に1枠を1円とします。その上でトレンドと同じ方向に1円動いた場合に1枠を追加します。また、逆にトレンドと反対方向に1枠分、もしくは3枠分動いた場合に転換させて描きます。と言ってもこれではわかりにくいと思いますので、実際に描いて見ることにします。
ポイント&フィギア01
今回の例は1枠を1円とし、転換を3枠とします。P&Fは上昇の際は✕を、下落の時には○を描きます。
まず、10/8の段階での水準を描き込みます。この場合、その後の動きに左右されるので、×○のどちらかは判断できません。もちろん、10/8の前のデータがあれば、それを参考に書き込むことは可能です。今回は上昇するので、✕を描いておきます。
続いて、10/9の段階で上昇したので、132の水準まで✕を2つ描き込みます。10/12は上昇しているものの、132円台での引けとなっているので、何も記さずにおきます。続いて10/13は133円台に上昇しているので✕を1つ描き込みます。このように価格帯に変化が生じたらポイントを描き込みます。
次に10/19は135円台から134円台に価格帯に変化が生じていますが、この状態では描き込みを行いません。というのも、今回は3枠価格帯が転換しない限りは転換と認めない、としているからです。仮に転換が1枠であればこの段階で転換となります。これは10/26においても同じ事です。しかし、続いて10/27の段階で3枠転換が起こります。つまり、137円・136円・135円の3枠分の転換となったことで始めてトレンドの転換とみなす、という事になります。描き込み方としては、138円の枠の中には何も書かず、137円~135円の枠の中に○を描き込みます。
ここからは上昇の時と同じように、下がった分だけ枠に○を書き込んでいきます。その際、10/29や11/2のように上昇していても3枠分の転換がないため何も描き込まないという日も出てきます。
11/3に127円の枠に○が描き込まれ、11/5に130円台まで上昇して128円・129円・130円の3枠分の転換が行われたことで、次の列に○を描き込むことになります。
このようにほぼ1ヶ月分の動きを3行で描ききる事が出来ます。このように小さい動きを無視して大きなトレンドを掴むことを主眼とした分析ということができるでしょう。
ポイントアンドフィギア(P&F)は1枠をいくらにするか、何枠で転換させるかといったところが問題となります。今回の例では1枠を1円、3枠転換を用いていますが、仮に1枠を0.2円とすれば10/19の段階で転換が起こり、10/20で再度転換が起こることになります。逆に1枠が5円になれば、今回は転換が起こらないことになります。このように1枠が小さくなれば転換することが多くなり、1枠が大きくなれば転換が少なくなります。こうしたことを考えて1枠をいくらにするかを判断することになります。
1枠に関しては価格に対する比率で決めることもあります。大体2~3%程度が1枠として適当ではないかと思われます。例えば、今回の例では価格帯は130円前後の水準ですので、1枠は2円程度ということになります。もちろん、その時の動きが荒っぽい動きをしているのか、比較的落ち着いた動きをしているのかで変更することも出来ます。
また、転換に関しても伝統的な手法は1枠転換ですが、日本では3枠転換が多く用いられています。これに関しても様々な考え方があるところですが、これも1枠の価格と同じで、その時の相場の動きによって変化させることも可能でしょう。
それではポイントアンドフィギア(P&F)における売買シグナルを見て行きましょう。
ポイント&フィギア02
上のように、高値を抜いてきた場合は買い(赤い×)、安値を抜いてきた場合を売り(青い○)と判断します。さらにローソク足などと同じように、P&Fの特徴的な安値と安値、高値と高値を結んでトレンドラインを引き、トレンド分析を行うことも出来ます。
また、ポイントアンドフィギア(P&F)には水平計算と垂直計算という考え方があり、目標値のメドを計算する方法があります。水平計算は揉みあいの期間が長ければ長いほど相場にエネルギーがたまるので、それに続くトレンドの値上り幅や値下り幅は大きくなる、という考えに基づいており、垂直計算はトレンドが大きければ大きいほど最初の上昇や下落の値動き幅も大きいはず、という考えに基づいています。水平計算は揉みあいが続いた後にトレンドが現れた場合に用い、垂直計算はV字型の天井やそこをつけた後の第一波動が確定した時に用います。
ポイント&フィギア03
上の例で計算してみましょう。大幅上昇が終了した左の列から右の列まで、揉みあい期間は9列存在します。これに1枠の価格2円と転換枠数の3をかけます。9×2×3=54という数字が出ます。これを揉みあい期間中の最安値108円に加えた162円が目標となります。これが水平計算です。
一方、上昇第1波となった右から3列目の上昇幅を計算します。126円-104円の22円ということになります。この22円に転換枠数の3をかけて得られた66円が想定される目標値ということになります。これを上昇の起点である104円に足した170円が目標値ということになります。
ポイント&フィギア(P&F)においては1枠の大きさと転換のルールの適切さが非常に重要となっています。これらの最適化のために事前にシュミレーションをするなどが必要になるでしょう。
+関連ページ FXのテクニカル分析入門講座
Page Top