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フィボナッチ数列の見方・使いかた

ファイボナッチ数列とは、13世紀のイタリアの数学者のフィボナッチが発見した数列です。この数列を語る上で有名な『うさぎ算』の問題があります。「ある人が壁で囲まれた場所に一つがいの親うさぎを入れた。一年間に何つがいに増えるか。ただし、どのつがいも生まれて二ヶ月目から毎月一つがいのうさぎを生むものとする」という問題で、答えは
1,1,2,3,5,8,13,21,34,55,89,144・・・・となります。 
つまり、144つがいに増えるわけですが、この数列をフィボナッチ数列といいます。この数列は奇妙な性質を持っています。それは最初の2つの数字、つまり1ですが、それを除くと、それぞれの数字の前の数字に対する増加率は1.618に無限に接近していきます。また、連続する数字の比率は0.618:1:1.618に接近していきます。
また、1つおきの数字の比率は2.618またはその逆数である0.382に接近します。同様に2つおきの数字の比率は4.236または0.236に接近していきます。
フィボナッチ数列
この中で特に重要な数字は1.618と0.618と0.382でしょう。これは黄金分割という考え方の基本となる数値です。黄金分割とは長方形の縦と横の関係などにおいて、安定した美観を与える比率とされています。縦横の比率が0.618:0.382となっているものは意外と多く、歴史的に見ればピラミッドの高さと底辺の比率、ミロのビーナスのへその位置、十字架などが上げられます。また、身近なものの例としてはトランプや名刺、煙草の箱なども黄金比率を用いて作られています。
この黄金比を相場に応用することができないか、といった研究がなされ、現在は日柄や戻しのポイントなどの目安として活用されています。例えば、上昇相場における調整の場面で、200Pips上昇したので、その調整は200Pipsの0.382倍の76Pips程度の調整がまずは期待でき、さらに0.618倍の124Pips程度の調整が次の段階での調整の目安となる、といったように判断されています。
さらに0.236などといった、フィボナッチ数列から導かれる数値はテクニカル分析の動きや日柄を考える上での基本的な考え方であり、日本においても1/3戻し、2/3戻しといった表現で意識されています。また、半値戻しもフィボナッチ数列の最初の1を入れれば0.5という数字を導くことができます。こういった動きをフィドナッチのリトレイスメントと呼びます。時に過去の重要な高値や安値にフィボナッチ比率を適用するアプローチが極めて有効なことがあります。また、エリオット波動の修正波の目安となることもあるので、その点は注意が必要でしょう。
フィボナッチ数列02
このチャートにおいて、まず、84.811 円で下値が形成され、その後93.767 円まで上昇しました。そこから下落となったわけですが、その下落のメドを考える上でフィボナッチの考え方を用います。例えば、今回の上昇幅は8.953 円ですが、その38%である3.402 円の下落、つまり90.365 円や、62%の下落である5.550 円の下落である88.217 円といった数字が意識されます。今回は62%前後の下落から再度持ち直す、といった動きとなりました。
また、ファイボナッチ数列そのものも非常に重要視されています。例えば、RSI などで13日を使って考えるなどといった方法を用いる投資家も多く、さらに一目均衡表に用いられている基本的な数値にも影響を与えていると言われています。
フィボナッチ数列自体はやや数学的なものとなるので、相場に取り組む上ではとりあえず重要とされる数値を意識しておく程度で問題ないでしょう。ただ、この数字はテクニカル分析を利用する多くの投資家が意識している数値であり、アナリストのリポートでもよく出てくる数字ですので、どういったものかの本質は理解しておいたほうが良いでしょう。
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