DMI分析 FXテクニカル・チャート分析入門 | MT4(メタ4)の無料EAランキング! スカイトレード

成績はリアルタイムです。
MT4を使った簡単シストレ
MT4が使えるFX会社ランキング
ログイン

DMI分析の見方・使いかた

DMI(Directional Movement Index、方向性指数)とはJ・W・ワイルダーによって開発された分析手法です。オシレーター系の分析手法とされていますが、順張り指標として、トレンドの有無と強弱を探るために開発された指標となっています。この指標の特徴は、終値の比較を無視して、当日の高安が前日の高安と比べてどちらが大きいかを見極め、相場の強弱を読むところにあります。つまり、価格の変動幅からトレンド分析をしています。
DMIの構成要素は①±DM、②TR、③ATR、④±DI、⑤ADX、⑥ADXRの6つです。DMIにおいて、使用する日数は一般的に14日となっています。
DMI01
基本的な見方としては、+DIと-DIがクロスした所で売買を行うものとされています。さらに、売買シグナルが出た後に2本の線の差が拡大した局面は相場の勢いが強く、逆に縮小した局面は相場の勢いが弱いと判断します。
しかし、±DIは相場の強弱をはかるもので、トレンドの有無を見分けるにはDXやADX、さらにはADXRを用います。ただ、DXは振れ幅が大きいため、DXを平均化したADXとADXの遅行指標であるADXRを用いることが一般的です。

DMIのドル円日足(2011/11/17~2012/04/30)

DMIチャート01
実際のチャートで見てみます。最初の黒丸が打ってあるポイントは-DIと+DIがクロスして、-DIが上昇、+DIが下落する展開となっています。ADXも底打ちし、トレンドが出てくる気配となっています。ただ、ADXRは下落基調であり、まだはっきりとしないところではありますが、売り優勢の局面といえるでしょう。
一方、次の黒丸の所では+DI が-DIを下からブレイクし、買い優勢の局面となっています。ADXRも上昇に転じています。ただ、ADXが天井打ちとなっていることから、楽観はできない状況です。その後、一時的に下落しているのはそのあたりの動きが意識されてのことでしょう。+DIと-DIが縮小傾向に入った辺りで買いの見方を修正したい所です。
しかし、その後、+DIが-DIを上回る動きとなったことに加え、次の黒丸のあたりでADXさらにADXRが底打ちに転じたことで買い優勢の流れとなります。かなり急激な動きであり、買い場が続きましたが、+DIさらにはADXが天井打ちとなった辺りから上昇の勢いは低下し、ADXRが下落に転じた時には下落の動きが強まる状況となりました。
DMIは相場が買いか売りかを±DIで、そのトレンドの強さをADXやADXRで見る分析です。ADXやADXRが底打ちから上昇となった場面で、±DIを見極めて売買する方法が一般的とは思われますが、逆にADXやADXRが天井打ちした際、これまでの流れから調整が入るということで、逆張りをするといった方法も考えられるでしょう。
つまり、上のチャートでいう、最後の黒丸の局面です。ADXとADXRが天井打ちした場面で、これまでの上昇トレンドが弱まり、調整が入りやすくなっていることがわかります。この際、±DIは依然として+DIが上位にありますが、徐々に逆転する動きとなっています。ただ、逆転するにはまだ時間がかかるところでしたが、その前段階でトレンドの終焉と、これまでのトレンドに対する調整が示されていたことで、売り場が近いことがわかります。
DMIのパラメーターは14本が一般的であり、大体どの会社でも14本を使っていることが多いことは事実です。多すぎると反応が遅くなる傾向があり、少なすぎるとダマシが多くなる傾向が生じます。ただ、DXの14日平均であるADXをDXの9日平均にするなどといった工夫をすることはできます。ADXはやや反応が遅くなる傾向があるので、その点を修正するためにパラメーターをDIなどと比べて短くすることは十分に効果が見込めるものと思われます。

DMIのドル円日足(2011/11/17~2012/04/30)

DMIチャート02
これは最初のチャートと同じ銘柄・期間ですが、ADXとADXRの反応が早くなっています。この場合は若干早すぎるきらいもありますが、天井のタイミングを図る上で警戒感の高まりを早めに判断することができるということで重要ということも出来るでしょう。
+関連ページ FXのテクニカル分析入門講座
Page Top