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ローソク足分析の基本

ローソク足は日本で開発され、寄り付き・高値・安値・終値を一つのローソクで示すもので、海外ではキャンドルチャートとして知れ渡り、研究されるようになってきています。ローソク足には陽線と陰線と寄引同事線の3つがあります。寄り付きより終値が高い場合は陽線となり、寄り付きよりも終値が安い場合は陰線となります。寄り付きと終値が同じ価格となった場合は寄引同事線と言います。ここで注意しなければならないのは、前日の終値よりも高いからといって陰線となることはあり、前日の終値よりも安からと言って陽線となることはあるということです。あくまで、当日の動きを示しています。
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上の左側が陽線で、右側が陰線です。実体が白抜きか、黒かで区別します。
ローソク足はその一つだけを見ても相場の方向性を見る上で重要なものと言われています。例えば、下ヒゲが長いものの動きを見てみましょう。
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上の図は下ヒゲが長い陽線を表しています。日中の動きは様々ですが、下ヒゲが長いということは日中の動きとしては売られていたところから、引けにかけて持ち直しての動きとなったということです。こういった陽線が下落基調の相場に出た場合は上昇反転を暗示すると言われています。
つまり、売り込まれていた局面で、下値では買い戻されてきていることを示しています。逆にこれが上昇局面の相場に出た場合は上値の重さを意識させることがあります。なんとか引けにかけて持ち直したものの、上昇の勢いが落ちてきている事を示しているとみなされます。このようにローソク足は一本でもそこには動きがあり、そこから読み取れる情報も多いといえるでしょう。
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主な陽線は上の通りです。
大陽線は先高観を示していると言われています。一方、小陽線は気迷いを示していると言われています。小陽線はこれだけで方向感を示すことはほとんどないとされています。実体が大きければ大陽線、小さければ小陽線と言う事ができますが、大体価格の1.5%程度実体があれば大陽線と言う事が出来るでしょう。
下影陽線は上で説明したとおりです。一方、上影陽線は一般的に騰勢の衰えを示すと言われていますが、相場の下の方で出た場合は底打ちを示唆することがあるので注意が必要です。
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主な陰線は上の通りです。
大陰線は先安感を示していると言われています。一方、小陰線は気迷いを表していると言われています。小陰線もこれだけで方向感を示すことはほとんど無いとされています。大陰線と小陰線の違いは陽線と同じということができるでしょう。
下影陰線は売り勢力の勢いの衰えを示します。これが相場の下位で出た場合は底打ちの可能性が高まっていることを示しています。一方、上位に出た場合は急反落に要注意の足と言われています。一方、上影陰線は一般に騰勢の衰えを示します。ただ、下位に出た場合は先安感が変化する可能性も出ると言われています。
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主な寄引同事線は上の通りです。
寄引同事線は前後の動き次第では相場の転換点となることも多く、注意が必要でしょう。トンボが相場の下位に出ると転換を示していると言われ、塔婆が相場の上位に出ても転換を意味すると言われています。十字は気迷いを示していると言われていますが、寄引同事線は相場の転換点に多く現れる傾向にあります。
ローソク足は上述のように一本でも分析ができますが、複数のローソク足を見ることでまた違った意味を持つものもあります。
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基本的な考えとしてはかぶせ線や、切り込み線でも示しているように、2本のローソクを1本に合成して考えるものがあります。かぶせ線は1本目の陽線がダマシとなるパターンで、続落する可能性が高いとされています。一方、あて首線・入り首線・差し込み線は大陰線の後に勢い余って下寄りしたものの、下げ渋って反発しているものです。
ただ、その反発の勢いも弱いことから、再度売りこまれやすい形ということができます。切り込み線は差し込み線以上に上昇した形で、大陰線の実体の中心よりも上の水準で陽線が引けた場合を指します。これは合成すると下影陰線となり、特に下位で出現した時は相場の転換を示すと言われています。
たすき線は揉みあいの中に出たものは方向感を示しませんが、数日間の連続的な動きの中で出たものは、軽い調整を終えて本来のトレンドに戻る事を意味します。
一方、陰線、陽線の並びの包み線が下位に出てきた際には『抱きの一本立ち』といい、買い暗示の強いものと言われています。逆に上位に陽線、陰線の並べの抱き線が出てきた際には売り転換を強く暗示するものとされています。また、はらみ線は天底を暗示することが多いとされています。特に当日の足が寄引同事線となった場合は『はらみ寄せ線』といい、転換暗示を強く示すと言われています。
星は勢い余って窓を開けて寄り付いたものの、上値もしくは下値を追うに至らず、気迷って引けた結果、転換のきっかけとなる場合が多いとされています。特に当日の足が寄引同事線となった場合は『十字星』と呼び、より強い転換を暗示すると言われています。
また、実体がほぼ同じくらいの2本並んだ小陽線・小陰線を並び赤・並び黒と言いますが、これは上昇や下落の中間点に出たものは特に方向感を示しませんが、上昇途中に前日の足から放たれて出現した場合の陽線を『上放れ並び赤』といい、買いの急所と言われています。逆に下位で揉みあいが続いたり、上値を切り下げる流れの後に出た場合は『下放れ並び赤』といい、追撃売りが有効と言われています。
逆に下放れた時に2つ陽線が並んだ場合は『下放れ並び黒』と言われ、追撃売りが有効と言われています。また、出会い線は転換を暗示すると言われており、行き違い線は一時的な振り落としであり、基調そのものには変化がないとされています。
ローソク足の分析はもちろん、3本以上の複数の足での分析も存在します。重要なものとしてはヘッド・アンド・ショルダー、ダブル・トップ、ダブル・ボトム、団子天井、なべ底、赤三兵、三羽烏、上げ三法、下げ三法、上放れ三法、下放れ三法などがあげられます。
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ヘッド・アンド・ショルダーは三尊とも言われる形で、真ん中の山が一番大きく左右にそれぞれ小さい山ができるものを言います。人間の頭と肩の形に似ていることから名付けられたものです。これは上下が反対になっても成立するもので、真ん中の谷が一番大きく、両サイドにそれより小さい谷が出来るものもヘッド・アンド・ショルダーと言います。ヘッド・アンド・ショルダーにおいて、最後の山が真ん中の山に届かず、最初の山の辺りで腰折れしてしまい、最初の山と次の山の間にできた谷、次の山と最後の山との間にできた谷のラインを下抜けた場合は売り優勢となります。
一方、ダブル・トップは同じような山が2つ出来、その山と山との間にできた谷を下抜けた場合に成立するもので、これも売り優勢ということが出来ます。逆に下値圏で谷が2つできたものをダブル・ボトムといい、買い場として意識されることになります。
団子天井とは、上昇の勢いが落ちたものの、そこから揉みあいとなり、狭いレンジで動いた後に下値支持線を抜けて下落する形で、これも売り優勢の局面となります。逆に下落していたものが、底堅い動きとなってレンジの動きとなったものを鍋底と言います。
これらは相場の天底を表すものとして意識されているもので、これまでの流れが転換することを示しているとされています。
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赤三兵とは、連続して陽線が続くことで、相場の先行きに対する強気を示すものとされています。特に下落していた相場でこういった動きになる際は、相場の転換を表す可能性が高く、重要とされています。逆に三羽烏は陰線が3本続くことで、相場の先安感が示されているとされています。これも天井圏で現れた際は売り場として意識されることが多いとされています。
上げ三法とは三羽烏のように見えるものの、相場の小休止局面に過ぎずに再度上昇するパターンとして意識されています。この場合は最後の陽線が直近の高値水準を抜いた場合に追撃買いを行うのが良いとされています。逆に赤三兵が出た局面でも、次の陰線が直近の安値を抜いてしまい、売り場となる下げ三法もあります。
一方、上放れ三法は大陽線が窓を開けて上昇したものの、大陰線で押し戻されたものです。これは動揺しやすい局面ですが、そもそも窓を開けて大陽線が現れること自体が強気の現れであり、一時的な調整押しと見て、押し目買いを仕掛けるのが有効とされています。逆に下放れ三法は戻り売りとなるとされています。
このようにローソク足の分析は様々なものがありますが、最近は為替相場のように24時間取引が可能となっているものもあり、窓開けという概念が月曜日の朝のみとなっている場合もあります。また、会社によって土曜の朝のローソク足が入ってしまっているものもあります。
また、為替相場のように価格そのものの統一がない、相対取引においてはチャートが会社によって若干異なる場合もありますので、その点は注意して見る必要があるでしょう。
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